2013年8月6日火曜日

「doremi 不動産」―第10話― 事務所で初契約

"清水"さんに、住み慣れたお宅を2500万円で売却することを納得いただくまで、かなりの時間がかかりました。

新しい物件の良い点を沢山あげて、マイナスよりプラスの方が大きいことを何度も説明し、なんだかんだあった上で、ようやく契約までこぎつけました。

買主さんの方は希少物件ということで、少しでも早く入居したいらしく、この日が来るのを首を長ーくして待っていたようです。

買主さんが依頼した不動産屋さんは、新小岩の"ピピットハウス"。
doremi 不動産のお店まで買主さんを連れて来てくださいました。
"清水"さんご夫婦に doremi 不動産が加わり、ようやく、売買契約の締結です。

重要事項説明書に doremi や"ピピットハウス"さんの主任者が記名押印して買主さんに渡し、それぞれ主任者証を提示して説明しました。

以前から十分説明してありますので、契約の前の儀式のようなもんです。
次に売買契約書(37条書面)に売主さんや買主さん、 doremi や"ピピットハウス"さんの主任者がそれぞれ記名押印し一部は売主さんへ、もう一部は買主さんに渡して(交付して)無事終了しました。

ちなみに"ピピットハウス"の取引態様は「代理」、doremi のほうは「媒介」(専属専任媒介)です。

doremi 不動産が頂いた手数料は、"ピピットハウス"さんと協議の上、50万円にしました(複雑になるので以後消費税は考えません)。

受け取ることのできる報酬の額は、両者合わせて、「取引額(2500万円×3%+6万円)の2倍まで=162万円ですね。

だから、分け前は doremi 不動産50万円、"ピピットハウス"さんが残りの112万円ということ。

doremi が今回の報酬額を遠慮がちにしたのは、"ピピットハウス"さんから次の情報を取るためです。しっかりしてるでしょ?

さて、無事契約が済みました。

次にしなくてはならない事はというと、取引台帳(業務に関する帳簿)に、この契約を記載することですね。取引のあったつど記載しなければならない、次の11項目です。
  1. 取引の年月日
  2. その取引に関係する宅地建物の所在及び面積
  3. 取引態様の別
  4. 取引の相手方,代理を依頼した者,媒介の各当事者の氏名・住所
  5. 取引に関与した他の宅建業者の商号又は名称
  6. 宅地の場合は,現況・地目,位置,形状その他その宅地の概況
  7. 建物の場合は,構造上の種別,用途その他その建物の概況
  8. 宅建業者が自ら売主となる新築住宅の場合は,その新築住宅を引き渡した年月日,その新築住宅の床面積等(今回の物件は中古なので記載しません)
  9. 売買金額,交換物件の品目及び交換差金,賃料
  10. 報酬の額
  11. 取引に関する特約その他参考となる事項
この取引台帳を"さくら"に書いてもらってる間に、"清水"さんご希望の物件を押さえておいた"佐倉ホームズ"へ正式の購入申込みの連絡を入れなくちゃ。

あれ?

その"佐倉ホームズ"から電話です。
それも社長から。何だろう?