2013年3月14日木曜日

日本で一番重い犯罪は?

変な問題


迷物講師が doremi  たちスタッフに問題を出しました。

「日本で一番重い犯罪はなあ~んだ?」

"やっぱり殺人罪でしょ!"

"違うよ、強盗殺人罪だよ!"

「ブッブー、みんな不正解だな!」

迷物講師は、ときどきこういう変な問題を出して、 doremi  たち女性スタッフをからかうのが好きなようです。

変な趣味!!

正解は

1.
調べてみると、殺人罪の法定刑は「死刑又は無期若しくは5年以上の懲役」です。
だから軽ければ、人を殺しても5年の懲役ですむことになります(刑法199条)。

2.
強盗殺人罪の法定刑は「死刑又は無期懲役」です。
軽ければ、強盗が人を殺しても無期懲役ですみ、死刑になることはないです(刑法240条)。

そこで正解ですが、日本で一番重い犯罪は、外患誘致罪(がいかんゆうちざい)というものです。


刑法81条を読むと、「外国と通謀して日本国に対し武力を行使させた者は、死刑に処する」と書いてあります(刑法81条)。

法定刑は死刑しかないです。

だから、日本で一番重い犯罪は外患誘致罪です。

解説1


わが国の刑法は、みなさまが勉強している民法と同じで明治時代にできました。

明治時代、刑法を作った人たちは、殺人や強盗殺人よりも許しがたい犯罪がある! と考えていました。

それは祖国を裏切る罪!

考えてみれば、大和政権誕生以来、その時代の最高権力者でさえ祖国を裏切った人はいなかったですね。

藤原道長・平清盛・鎌倉幕府の執権・織田信長・豊臣秀吉はおろか、徳川15代の将軍誰一人をとっても、わが祖国日本を裏切って、外国に売り渡すようなことをした人は皆無でした。

だから、祖国に対する裏切り行為は、殺人や強盗殺人よりも許しがたい、と考えられたようです。

解説2


外患誘致罪の条文は、「外国と通謀して日本国に対し武力を行使させた者は、死刑に処する」となっていますが、 外国とは、外国政府を意味し、外国人の私的な団体は含まない、というのが定説です。


いま話題になっているTPPに参加することは、"武力を行使させないだけで"、権力者の祖国に対する裏切り行為という点では、外患誘致罪と同じ根っこ(売国奴的な面)を持っている、と考えているのが迷物講師です。

迷物先生は時々暴走するので、違う意見のかたには、 doremi  が代わってお詫び申しあげときますね。

そうでないかたには、お茶する時のネタにでもなれば、嬉しいんですが…。

関連ブログ:TPPの怖さ