2012年12月14日金曜日

宅建に出る単語 執行猶予

何か悪いことをして裁判所から言い渡される刑には、執行猶予が付いてくることが多いですよね。マスコミでもよく耳にします。

実際のところ doremi は、執行猶予なんてよくわからないまま宅建に合格しました。
当時は試験用語だから「執行猶予期間が満了すれば~~できる。」と覚えちゃえ! くらいで、意味など調べる気さえ起きませんでした。

だって人生でこんな言葉のお世話になることなんて絶対にない! くらいに思ってましたからね。
doremi が宅建業に従事した会社だって、この言葉のお世話になることすらありえない!というところでした。

でもブログ始めてからは、いろいろ気になってきたので、調べてみたくなりました。
免許を取得する場合の要件や罰則等、宅建業法ではちょくちょく出てくる言葉ですね。
執行猶予に関係する他の言葉も調べてみました。

罰金 (刑法第15条) とは

金額は1万円以上。上限はないですが、現在のところ最高は7億円(法人に対して)らしいです。軽い交通違反の際に払わされるのは「反則金」といって、罰金とは違います。 

罰金は、払わさられる人の貧富の程度によって、受ける苦痛に差がありますね。でも最高裁は、刑罰法規による社会秩序維持という「大局からみてやむを得ない」とし、法の下(もと)の平等を定めた憲法14条に違反しない、なんて判決してます。
偉い人は、こういう来るのね!

ということは、消費税増税が裁判になったら、財政による国家経済秩序維持という「大局からみてやむを得ない」と判決するのかしら?

懲役 (刑法第12条) とは

刑の満期(1ヶ月以上20年以下の期間)がある有期懲役と、満期がない無期懲役とがあります。どちらも、刑事施設に拘置して所定の作業を行わせます。

禁錮 (刑法第13条) とは

期間は懲役と同じだけど、刑事施設に拘置するだけです。何も作業を行わないと暇でしょうがないので、希望して作業を行う人が多いとか。

執行猶予 (刑法第25条) とは

刑の言い渡しは行うが、刑の執行を一定期間猶予し、その期間内に再犯をせずに経過すると、刑の言い渡しの効力を消滅させる制度。3年以下の懲役若しくは禁錮又は50万円以下の罰金の言渡しを受けたときは、情状により、裁判が確定した日から1年以上5年以下の期間、その執行を猶予することができます(刑法27条も参照)。

何?、執行猶予期間を無事過ぎれば悪いことをしなかったこと(刑の言い渡しの効力を消滅させる)ことになる?!

だから"執行猶予期間が満了すれば…"のフレーズは、直ちに免許取得ができるわけね。もう前科者じゃないですから

そういえば、平成24年の試験【問 26】にも"執行猶予"が出ましたね。しかも正解肢!

白状すると、doremi は執行猶予期間が満了しても、罪(前科)までは消滅しないと思っていました。え? doremi だけですか、知らなかったのは…。トホホ (>_<)

それにしても、世の中悪い業者はいるんですね。上に書いた刑罰じゃなくて、行政処分された業者なんか、こちらからいくらでも検索できます。重要事項の説明義務違反が多いですね。

国土交通省ネガティブ情報等検索システム<宅地建物取引業者>

就職する時、不動産を売買する時に参考にできるかもです。